しりとりに負けない!ンジャナのスーネー(ニガナの白和え)
沖縄には『ん』から始まる言葉がある。
・ンム(芋)
・ンブシー(煮込み料理)
・ンスナバー(フダンソウ)
そしてンジャナも『ん』から始まる。
ンジャナとはニガナという野菜のことで、和えものによく使う。
名前が表現するように、非常に苦い薬草のようなもの。
ビタミンC、カロテン、カルシウムなど栄養が豊富。
私が口にしたものの中で、苦いものベスト3に入るぐらい苦い。
(ちなみにダントツ1位は生のウコン丸かじり)
そんな苦いもの調理できないじゃないか!と思うかもしれないけど、適度に苦みを取って和えものにすれば癖になる一品に出来上がるのだ。
では、うちの母親が良く作ってくれたンジャナの和えもの・ピーナッツバター入りを作ってみよう!
ニガナの白和え(ピーナッツバター入り)材料
- ニガナ 1束
- 木綿豆腐 半丁
- ピーナッツバター 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 薄口しょうゆ 小さじ1
- ツナ缶 1/2缶
※お好みで味噌を入れても。
作り方
1.ニガナを細かく切って水に40分程度さらし、豆腐も水切り
水にさらすことで苦みが抜けるけど、抜き過ぎても意味がない。
30分から40分を目安にさらし、その後はしっかりと水切りしよう。
あと、ついでに豆腐も水切りをしておこう。
2.水切りした豆腐に調味料を混ぜる
豆腐を崩して調味料、ツナ缶を混ぜる。
ときどき味をして好みの味にしてね。
3.水切りしたニガナを混ぜて完成!
30分水にさらしてもニガナ特有の苦みは抜けきらないけど、ピーナッツバター入りの豆腐がマイルドにしてくれる。
それでも苦手な人はいるけれど、食べ慣れたら癖になるんだよね。
ニガナは沖縄食材を扱っているネットショップでも購入できるみたいなので、興味があればぜひチャレンジしてみては?