あっさりゴーヤーチャンプルとゴーヤーの苦み取り
ゴーヤーはにがうりというんだから、苦くて当たり前。
だから苦みを取るなんてとんでもない!
でもやっぱりちょっと苦みを取ったら食べやすいのに…
なんて思う人もいるはず。
そんな人のために、いったいどうしたらゴーヤーの苦みが取れるのかを考えてみた。
ゴーヤーの苦み取り2通り
今回試したのは2通り。
塩漬け+水さらし、そして凍らせるだけ。
ゴーヤーもワタを取ってフリージングしておけば、結構日持ちするのだ。
今回はそれぞれ実際に味見済み。
1・そのまま切っただけのゴーヤー
苦み度マックス。さすがに生のゴーヤーはとても苦い。
2・塩漬け+水さらし(10分+10分)
ほんのりゴーヤーらしい苦みはしっかり残っているが、生のままよりは和らいでる。
苦み度50%
3・フリージング
ほぼ苦みは感じられない。一番お手軽だがその代わりゴーヤーの食感が失われる。
苦み度20%
簡単なのはやはりフリージング。
半月切りにして凍らせるだけで、苦み抜きができるのだ。
ゴーヤーらしい苦みが無くなってしまうのは残念だけど、子供が食べるきっかけにはなるかも。
でもやっぱりオススメは塩漬け+水さらし。
千切りに塩を適量振り10分放置、その後水さらしで10分。
水にさらす時間が長ければ長いほど苦みは取れる。
その代わりビタミンも失われると思う。
あっさりゴーヤーチャンプルーの作り方
材料
- ゴーヤー 3本
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- 豚バラ薄切り 200g
- 花がつお 小1パック
- だしの素、塩適量
作り方
ゴーヤーは縦半分に切って白いワタをスプーンでこそげとり、半月切りにする。
塩を軽く振って10分放置、その後水に10分さらす。
フライパンを熱し豚肉を炒め、水気を切ったゴーヤーを炒める。
その他の野菜を炒めてしっかりと火を通し、味付けをする。
仕上げに鰹節を混ぜて完成。
今回は卵も豆腐も入らないかなりあっさりめのゴーヤーチャンプル。
ツナ缶でもなくポーク缶詰でもなく、豚バラで作るのが好きなの。
最後に
沖縄そば屋を営んでいた母のゴーヤーチャンプルは、絶対に再現できない。
なぜなら、炒めるときに三枚肉を煮つけたタレを少し入れたり、沖縄そばの出汁を入れたりするからだ!
あんな出汁やタレなんて、一般家庭にあるわけないもの…
でも濃縮された沖縄そばの出汁を使えば、ゴーヤーチャンプルを作るのも簡単。
これからゴーヤーを食べる機会が増える季節なので、1本買っておくかな。