アンダカシー入りへちま味噌炒めを作ったよ
アンダカシーとは、ラードを取ったあとの豚の油カス。
沖縄の方言で、アンダは油のこと。
野菜直売所にいったら懐かしいアンダカシーが売っていたので、買ってみた。
アンダカシーは、塩をふってそのまま食べてもいい。
揚げ具合にもよるが、このアンダカシーはカリっと食感が良かった。
でもいくらラードを抽出した後の残りかすとはいえ、脂身なのでかなり胃にもたれる。
子供のときはバリバリ食べてたのにな~
アンダカシーはそのまま食べるだけではなく、料理に使うこともある。
ソーミン汁(ソーメンの入った温かい汁、にゅうめん)の具にするといい出汁とコクが出てうまい!
汁に入れておいしいならへちまと一緒に炒めてもおいしいだろうなと思い付き、アンダカシー入りのへちま味噌炒めにチャレンジ。
アンダカシー入りへちま味噌炒めの作り方
これがへちま。
沖縄県外では食べ物というより、体をゴシゴシするたわしのイメージが強いかも。
でもたわしになる前はとても瑞々しくて、柔らかい野菜なのだ。
皮は固くて食べられないので、ちゃんと剥きましょう。
断面はこんな感じ。
キュウリに見えないこともない。
アンダカシー、豚バラ少々、酒、ニンニク、味噌、砂糖で炒める。
へちまの青臭さが苦手なうちの母はニンニクを使うことが多かったので、今回それに倣ってニンニク入りにした。
へちまからは水分がたっぷり出てくるので、絶対に水を入れないこと!
できあがり。
アンダカシーの香ばしい味が移ってなかなかよい。
この汁はすべてへちまから出たもの。
子供のころはご飯3杯ぐらいいけた。
まとめ
・豚肉を入れずアンダカシーだけでもOK
・アンダカシーは入れ過ぎない
・へちまの水分がたくさんでるので炒めているときに水分は足さない
・ニラを入れてもおいしいよ
・甘い味噌味の汁でご飯が何杯でもいける
※さすがにアマゾンではアンダカシーが見つかりませんでした。