ヤクルトの思い出と大人カクテル
私が子供のころ、母は子供のためにヤクルトを取っていた。
うちは姉、兄、2番目の姉、私の4人兄妹で、ヤクルト5本パックを取っていれば十分に足りるはず。
なのに毎朝争奪戦が起こり、なぜか足りなくなってしまうのだ。
それはあのヤクルトの小さい容器のせいだったのかもしれない。
昭和の子供のヤクルト争奪戦
1・長女
2・長男
3・次女
4・末っ子(私)
面白いことに、全員3つずつ歳が離れている。
この中の曲者は、2番と3番。
長男は朝も暗いうちから起きて、ヤクルトレディが来るのを玄関で張っている。
末っ子は長男に続いて早く起きて確実にヤクルトをゲット。
多分この2人がヤクルトを2本ずつ取っている。
次に長女が起きてきて、なんなくヤクルトをゲット。
次女はいつも遅くおきてヤクルトを取れないのだ。
でも優しい長女は自分のを渡すか、長男から1本奪い取ってから次女に渡す。
そして末っ子は…
2本のうち1本は低血圧でまだ寝ている父親の元へ持っていき、
「お父さんの分のヤクルトもごーやたんが取っておいたよ!」とアピール。
でも父親は特にヤクルトなんか欲しくないので、
「ごーやたん、偉いね。お父さんの分も飲んでいいよ」と言う。
そして末っ子の私はいつも2本のヤクルトを飲んでいたのだった。
ヤクルトカクテルのレシピ
- ヤクルト1本
- ウォッカ 30ml
- ポッカレモン 10ml
ヤクルトとその他材料をただ混ぜて飲むだけ。
大抵の飲み物はウォッカを混ぜるだけで適当なカクテルになる。
ヤクルトもそうだった。
でもレモン汁を混ぜることで、より飲みやすくなった。
ウォッカが無ければ焼酎でもいいけど、無臭タイプを選ぼう。
ポッカレモンはお好みで量を調節してね。
アルコールを混ぜることで乳酸菌がどうなるか知らないが…
子供の飲み物だったヤクルトも大人のドリンクに早変わり♪
ヤクルトをカクテルにするなんてどうなの?と思ったんだけど、結構やっている人多いみたい。
ヤクルトだけじゃなく他の乳酸菌飲料でも試してみては?